わかさの立ち位置

(実務)法律家と議員(政治家)の発想等の違い

1.フィールド

(実務)法律家は、現行法律の枠内で物事を考えることを基本とし、例えば、真実解明の必要性があるからといって、現行法律の枠を超えての捜査・調査・議論はできない。超えられない縛りがあります(法治主義のゆえんとも云える)。
それに対し、議員(政治家)は、現行法律の枠には縛られず、必要性があれば、法律を制定・修正していく、いわばフリーハンドです。
いうなれば、「必要性」が認められる時の対応の仕方に基本的な違いがあるといえます。
議員(政治家)の発想として、「必要性があれば」法律は変えられるとの考えが強く、その延長として憲法であっても、「必要性があれば」、相当の範囲内にある限り、解釈変更ができるとの現実的思考が強いです。

2.目的

(実務)法律家は、既に発生した事件・事故等につき、一件ずつ、一人ずつ、損害賠償・処罰・弁護等の形で解決ないし処理を目指します。
それに対し、議員(政治家)は、法律の制定等によって、多人数に係る問題・課題等を一度に未来志向で解決することを目指します。

3.方法

(実務)法律家は、一つ一つの過去の事件・事故等の事実関係を証拠によって綿密に認定する作業が多いです。
それに対し、議員(政治家)は、現在ないし未来に向けて大きな構想を描きます。細かいところは官僚が担います。少なくとも私の見る限りで細かな法律の詰めまでできる議員(政治家)は数少ないです。

これら以外にも(実務)法律家と議員(政治家)との違いは多々存するが、各論はブログで。
いずれにしても、「L」字路交差点にたたずむことで、体感として一層分かってきたものが多いです。

ページのトップへ戻る